ノイローゼは突然に①
9月に入りうちの息子は3ヶ月になりたてで
RSウイルスに感染してしまいました。。
上が保育園でもらってきたのか、
外出を結構していたので出先でもらったのか
わかりません。
長女は本当に健康な方で
2歳で保育園に預けるまでほとんど熱も出たことがないような子でした。
まあ、外出しなかったので確率も下がりますが、、
3歳くらいの時に胃腸炎にかかりましたが
一晩でケロッと治り、
私の方が重症化したくらいです。私自身も
ありがたいことに健康そのもので
お産以外で入院したこともなければ
骨折もないし、なんなら最近まで
虫歯にすらなったことがありません。
30手前で虫歯になったのはホント悔しい。。
なので、名前のつく病気は
ほんとに無関心で初めてのような感覚でした。
ある時、急に夜中の起きる回数がまた
増えたなと思っていると、日に日にひどくなりそのうち咳をしだしました。
日中はまだ回数もマシで、少し咳をするくらいでは起きなかったのですが、
夜は咳き込む回数も多くて咳のたびに
毎回泣いて起きてました。
熱もないし風邪だと思い込んでいた私は
加湿器を強めにしたり
濡れタオルを周りに干したり
色々試しましたが悪化するばかり。
近所の内科.小児科を受診しましたが
やはり診断結果は風邪で痰切りのシロップをもらい数日様子をみていましたが,
ある夜寝かしつけても5〜10分起きで泣いて起きて咳しての繰り返しで、授乳してもミルクを飲ましてもおしゃぶりをいれてもダメで。
眠くて限界で抱っこしてたら寝るけど置いて
少ししたらまた咳して起きて、、の状態で
今日は特におかしいなと思いながら
上の子のお風呂や家事や自分の事もしながら
何回も寝かしつけていました。
0時になっても状況は変わらず、何回も起き上がっていく私に気づき、
上の子も起きてぐずる中、抱っこ紐に入れてひたすら歩いて落ち着かせていましたが、咳こむだけでなくひどい嗚咽までするし呼吸もゼーゼー言い始めて
余りの酷さに怖くなってきました。
夜間に相談できる機関に連絡して相談すると、救急で受診したほうがいいと
言っていただいたので抱っこしたまま身支度をして寝ている娘を無理やり起こしました。目をつむったまま「トイレ行きたい」とふらふらするのを支えて
「ごめんね、眠いよね」と何度も何度も謝りながら恐怖と闘いながら
何とか車に乗って病院へ向かいました。
到着して看護師さんに案内していただいて椅子に座りました。
経緯を聞かれたので説明していました。薄暗い中でパソコンに向かいながら
私の言ったことを入力しているのか・・・・な。
長い・・長すぎる。
携帯で先生らしき人に電話する。「吐いた?」と聞かれたので
「戻すまではしていません」と答えたにもかかわらず、
電話で「嘔吐ありです」と言ってました。
おおおおおおおおおおおい!!
ま、まぁ後から先生に訂正しようと思って待っていました。
そのあとも、誰もいない待合室で10分くらい待ちました。
泣きます暴れます咳き込みます上の子もウトウト・・・
長くないかい???
夜間に来るということは少なからず急病気味じゃないのかい??
ガチャ
後ろから扉が開いてTシャツに白のぶかぶかのズボンをはいたおじいちゃんが
ふらっふらしながら出てきました。絶対寝てた。
寝てたぞこれ。起き上がるのに時間かかったやつだぞこれ。
まさかの先生。
白衣的なやつくらい着てくだせぇ。
間違っていたところを訂正して説明。
う~~~~~ん。
風邪だろうけど明日、朝イチでかかりつけの小児科行ってね~
吸入だけして帰るか。
さっきの看護師さんが恐ろしくレトロな吸入器を
持ってきた。「抱っこしたままだったらしんどいから寝かしとこうか。」
泣くだろうな・・・心の声をぐっと押し殺して指示通りベットに寝かしました。
「ぎゃーーーー!」
吸入開始・・・・・10分経過
「ぎゃーーーー」
15分経過
息子「ぎゃーーーーーー!!!」
20分ほどして看護師さんがやってきて、まだ薬が残っていることを確認して
「もうちょっとだね」といって去っていきました。
息子「ぎゃーーー!!!」
さすがに途中抱っこしましたが泣く泣く。
そこからまた5分くらいしてやっと終わりました。
大人の私でさえキツい時間でした。長女ちゃんありがとう。なんて賢い子なの。
息子ちゃんよく頑張った。
こんな時間に外に出ているなんて、車を運転するなんて一体何年ぶりだろう・・
とっても、いけないことをしているようで
なんだか今までのモヤモヤが少しだけこの非日常感に救われました(笑)
帰宅すると午前3時。覚醒している娘には少し待っていてもらい
また息子を抱っこひもの中に入れて寝かします。
家に帰ってしまうとまた恐怖や不安そして眠気が私を襲います。
ここ連日の睡眠不足(一時間おきに起きていました)や
1人でなんでもやり遂げなければいけない怖さ、
こんな時でも誰にも頼れないという寂しさ。
日中では人に相談できたかもしれませんし
気分も落ち込まなかったかもしれませんがこの時ばかりは参りました・・
続く